スノーピークの中でもベストセラーテントとして名高いアメニティドーム 。お手頃なお値段で設営も簡単、しかもゆっくりくつろげる居住スペースの広さで人気のテントです。ここではアメニティドームのおすすめポイントとレビューをご紹介します。
- スノーピークのアメニティドームとは
- 【スノーピーク】アメニティドームの基本情報
- 【スノーピーク】アメニティドームのレビュー:おすすめポイント
- 【スノーピーク】アメニティドームのレビュー:注意点
- 【スノーピーク】アメニティドームの設営方法
- 【スノーピーク】アメニティドームの連結方法
- スノーピークのアメニティドームはこんな人におすすめ
スノーピークのアメニティドームとは
スノーピークの「アメニティドーム」とは、高品質のスペックでありながら、お求め易い価格帯。入門用テントとして圧倒的な人気を誇る、スノーピークの超ベストセラーテントです。一体どんな魅力が詰まっているのでしょうか。
初心者向けエントリーモデル
スノーピーク「アメニティドーム」はアウトドア初心者に向けた入門モデルになります。テント設営が簡単であること、ゆったりとした居住空間が確保出来るという矛盾した2つの問題を解消したモデルなのです。また様々なオプショナルアイテムを組み合わせることにより、自由な発想で様々なテント展開が、初心者でも簡単に出来るのも魅力的です。
【スノーピーク】アメニティドームの基本情報
テント購入の際にはチェックしておきたい項目があります。それはテントの大きさや重さ、耐水圧や収容人数などです。ここではアメニティドームの基本スペックを解説します。
【スノーピーク】アメニティドームの価格
スノーピークというと、他のメーカーよりもちょっとお値段が高いイメージがあります。価格はSサイズで定価32,780円(税込:2021年10月現在)。もっとも大きいLサイズは定価54,780円(税込:2021年10月現在)となっています。
【スノーピーク】アメニティドームの大きさ
アメニティドームは3サイズ展開があり、使用人数や用途に合わせて適切なモデルを選ぶことができます。室内高さは120~165cmとやや低めの設計。ロースタイルキャンプで、くつろげる空間を実現しています。広さも申し分なく、Sサイズでも60cm四方のテーブルと、チェア を2つ並べて調度良いくらいです。インナーテント内は270×270cmで、およそ4畳半の広さ(Mサイズ)。これは大人なら3人、大人2人に子供2人でちょうどよい広さです。これほどの広さを確保しながらも、収納時はスポーツバッグ程度の大きさに。持ち運びやすさも人気の秘密です。
【スノーピーク】アメニティドームの持ち運び
持ち運び時に気になるのが重さと収納サイズ。スノーピークのアメニティドームの重さは5㎏と超軽量です(Sサイズ)。これなら女性の方でも楽に持ち運べます。軽量でありながら、耐久性も十分。さすがはスノーピークといったところでしょうか。他の同程度のテントと重量を比べてもおよそ1kg程度軽くなっています。
サイズ | 仕舞寸法 | 重量 |
---|---|---|
Sサイズ | 58×18×23(h)cm | 5㎏ |
Mサイズ | 74×22×25(h)cm | 8kg |
Lサイズ | 73×23×27(h)cm | 9.8kg |
【スノーピーク】アメニティドームの対応人数
スノーピークアメニティドームは対応人数3~6人程度です。Sサイズは大人2人と子供1人のご家庭に。Mサイズは大人2人と子供3人のご家庭に。Lサイズは大人4人と子供2人というグループキャンプにおすすめです。
サイズ | 広さ | 大人 | 子供 |
Sサイズ | 220×150㎝ | 2人 | 1人 |
Mサイズ | 270×270㎝ | 2人 | 3人 |
Lサイズ | 295×295㎝ | 4人 | 2人 |
【スノーピーク】アメニティドームの耐水圧
耐水圧とは、生地に水が染みこもうとするチカラを抑える性能数値のこと。テントの防水能力が、どれくらいの水圧に耐えられるのかを示す数値です。つまり数値が大きければ大きいほど、防水能力が高いということになります。スノーピークアメニティドームの耐水圧は、1,800mm。普通の雨傘の耐水圧が、およそ250mmと言われていますので、アメニティドームの防水性能の高さがお分かりいただけるでしょう。
【スノーピーク】アメニティドームのカマボコ型の特徴
スノーピークのアメニティドームはカマボコ型テントと言われています。アメニティドームはアーチ状になったトンネルのような建造物のことを指して言います。もっとも特徴的なのは、インナーテントを取り付ければ、部屋が2つになり、インナーテントを取り外せば、広々とした空間が確保出来るシェルターになるという点です。
【スノーピーク】アメニティドームのレビュー:おすすめポイント
キャンプ初心者にも大人気であるアメニティドーム。ここまではおすすめポイントをご紹介してきましたが、実際購入した方からの使用感も気になるところです。ここからはアメニティドームの口コミ・評価をご紹介します。
設営が簡単!
初めて自分専用のテントを購入。設営が簡単で、初めての設営でも20分程度で完成しました。現在は、tent-markのタープ、ムササビウイング13ft.と併せて使っています。
僕はこのアメニティードームSをソロで利用。僕はコットを使用しています。ソロで使うには問題ありませんが、大人2名でコットを使うのは困難かもしれません。アメニティードームS専用のケース(袋)は余裕のある大きさなので、畳み方が少しくらい雑でも無理なくケースに納めることができます。
アメニティドームはテントを始めて購入する初心者にもおすすめなんです。なぜならテント設営が簡単だから。初心者の方でも最初に説明書や、設営動画を見るだけでスムーズに設営できるんです。
強いし頑丈だし何より設営がめちゃくちゃラク.。一人で楽々できるしずっとこれでテントは充分かな
アメニティドームの設営は1人でも簡単で短時間なんです。そのためソロキャンプ、ファミリーキャンプ問わず人気が高いのです。
申し分ない広さと快適さ
最初迷いましたが、買って良かった❗️広さも、申し分がないです♪値段以上の価値があると思います❗️流石スノーピークだと思いました❗️
アメニティドームは居住スペースが広いことでも高評価。サイズもバリエーションがあるので、使用人数にあわせて選びやすいことも高評価です。
広い前室に憧れがあり、前室に大きいテーブルを置いてもまだチェアが奥スペースがあります。前室の左側には出入り口があり、広々と前室の前を使っても横から出れるので凄くいいですね!インナー内の広さは270×270で約畳4.5帖の大きさなので、一人では贅沢に、二人では快適に使える広さです!
キャンプでは寝室の前にあるリビングスペース、前室に大きな憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。その点アメニティドームは大きな前室があるため、居住スペースを広々と使えます。
【スノーピーク】アメニティドームのレビュー:注意点
アメニティドームはすべてのキャンパーにおすすめテントであることはお分かりいただけたと思います。しかし、当然悪い面もあります。ここではアメニティドームを購入、使用した際のデメリットを解説します。
キャンプ場で”被る”
必ず被る。とにかく被る。
アメニティドームはスノーピークテントのベストセラー商品。そのためキャンプ場に行くと誰かと被ってしまうことが多々あります。人気のキャンプ場に行くと2割くらい同じテントだったりするので、自分のテントがどこか分からなくなるということはよくあることです。
低い天井
スノーピーク信望者のみが高評価する使えないテントの象徴です。まず背が低い。想像したら分かると思いますけどストレスです。立てません!!
スノーピークのアメニティドームは風に強い分、天井が低くなっています。フライシートの高さが約150cmです。インナーテントの高さはそれより10cm程度低くなります。インナーテントは120cmのお子様が立てる程度。大人は屈まないとテント内の移動は出来ません。インナーテントは寝るためだけのスペースと思っておいたほうがよいでしょう。
以上スノーピーク「アメニティドーム」の口コミ・評価をご紹介しました。購入の前には良い部分と悪い部分をよく理解しておきましょう。
【スノーピーク】アメニティドームの設営方法
スノーピークの解説動画では2人で設営作業を行っていますが、一人でも設営可能なアメニティドーム。ここからは、アメニティドームの設営方法を解説します。
インナーテント設営
まずはインナーテントの設営から。もしグランドシートがあれば先にグランドシートを広げておきましょう。テントの出入口は風下に向けるのが基本です。なぜなら風上に出入口を向けると突風が吹いたとき凧のように風を受けテントが吹き飛ぶからです。ビルディングテープが付いている方が出入口になります。
最初に使うフレームは黄色の節のあるXフレームです。インナーテントの同じ色のスリーブに押しながら通します。入り口に向かって左側の場所のみピンが2本あります。向かって左側のピンにフレーム差し込みます。すべてのフレームをピンに差し込むとインナーテントが自立します。この時風にあおられることがあるので注意しましょう。また力技でXフレームを無理やりピンに挿そうとすると、テントが破れるかフレームが折れ曲がります。作業を一旦中止し、フック同士が引っかかっていないか、テントが絡まっていないか全体を点検しましょう。
次はサイドフレームを使用します。まずは節の数が多い緑色フレームを準備しましょう。このフレームを緑色のスリーブに通します。Xフレームとの交点はサイドフレームが上、Xフレームが下になるようにしてください。その後フレームにプラスチックフックにかけます。これでインナーテントの完成です。
フライシート設営
フライシートは赤い三角があるほうが後方になります。前後を確認してインナーテントの上にフライシートをかぶせます。Xフレームとサイドフレームの交点である三角部分にフライシートのグレー部分を重ねます。フライシートの内側にあるベルクロをフレームに巻き付けて固定します。
最後に1本残った色の付いていない前室フレームをフライシートのスリーブに押しながら通し両端をピンに挿し込みます。プラスチックのフックをリングにかけます。
フライシートと対応している色のバックルを確認し固定します。前室2ヶ所、後室1ヶ所のループをペグ打ち。ポイントは一度フライシートをグッと手前に引っ張ってシワを伸ばしたあと、少しだけ緩めて(1センチほど戻した箇所に)ペグを打つと全体的にキレイに張ることができます。
設営時間目安
アメニティドームの設営時間は初心者で30分程度。2人で行えば10分程度でも設営可能です。
【スノーピーク】アメニティドームの連結方法
スノーピークアメニティドームはリビングシェルとの連結が可能です。やろうと思えば無限に連結でき、長いトンネルにすることも可能です。ここではアメニティドームの連結についてご紹介します。
連結手順
フライシートに前部分のDカンに後ろ部分のマジックテープを通し、マジックテープをフレーム巻きつけて止めます。次に連結部分のフロントパネルとサイドパネルを巻き止めます。最後に自在ロープをクロスさせ、ペグダウンすると連結完了です。前室と後室、前室と前室など組み合わせも自由。この連結をつなげて行けば、無限のトンネルも可能に!しかしながら連結部分は雨に弱いので、天候をみながら連結させましょう。
スノーピークのアメニティドームはこんな人におすすめ
いかがでしたでしょうか?アメニティドームはSサイズで3万円程度とお値段もそこそこするテントですが、設営が簡単でくつろぎのスペースも確保できるおすすめテントです。耐水性耐風性も申し分なく何回使っても丈夫で長持ちするので、これから本格的にキャンプをしたい!という方に人気なのです。
- これから本格的にキャンプしたい初心者
- キャンプ中はゆったりくつろぎたい方
- 月1回ペースでキャンプする方
- ファミリーキャンプメインの方
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