古くはポリネシアで生まれたサーフィンですが、今や世界中で愛され、楽しまれるようになり、近年ではオリンピック競技にも選ばれました。ここではこれからサーフィンを始めてみようというあなたに、サーフィンの楽しみ方やボードの選び方を解説します。
- サーフィンの楽しみ方
- サーフボードの種類
- サーフボードの形状について
- 初心者おすすめサーフボード:1
- 初心者おすすめサーフボード:2
- 初心者おすすめサーフボード:3
- 初心者おすすめサーフボード:4
- 初心者おすすめサーフボード:5
- 初心者おすすめサーフボード:6
- 初心者おすすめサーフボード:7
- サーフィン初心者は穏やかな日から
サーフィンの楽しみ方
サーフィンの醍醐味は自然との一体感。海を十分に観察した後、パドリングで波がブレイクする場所を目指します。ブレイクポイントに近づいたら、ボードにまたがり、波を待つ。ちょうどいい波が来たら、パドリングして立ち上がり、ライディングを楽しむといった流れです。この流れをよどみなく行えるよう、まずは陸上で繰り返し練習しましょう。
サーフボードの種類
様々な楽しみ方があるサーフィンは、ボードの種類も様々です。初心者はサーフボードの選び方によっては上達のスピードが左右されるため、サーフボード選びは慎重にならざるを得ません。様々な種類のあるサーフボードですが大きく分けると3種類になります。ここではサーフボードの種類について解説します。
ショートボード
トリック・アクションのしやすさを重視したサーフボードです。操作性に優れ、素早いターンを連続して繰り出せるのが特徴です。
ファンボード
ロングボードとショートボードの中間に位置するサーフボード。操作性と安定性のバランスに優れているのでサーフィン初心者におすすめです。
ロングボード
9フィート以上の長いサーフボードです。安定性が抜群で、ゆったりした乗り方に向いています。とくにシニア世代におすすめのサーフボードです。
サーフボードの形状について
サーフボードの各パーツの見方がわかれば、より自分にあったサーフボードが選べます。各パーツの組み合わせによって性能が異なるため、自分のレベルや波の種類、海苔味の好みで選ぶことができるようになります。
スピード・ターンに影響するロッカー
ロッカーとはサーフボードの反りのこと。ロッカーが強ければ、スピードは落ちるがターン半径は小さくなり素早いターンが可能に。逆にロッカーが弱いとターン半径は大きくなるがスピードは速くなります。
同じようにサーフボードのアウトラインもターン・スピードに影響します。アウトラインとはサーフボードの輪郭です。アウトラインが真っ直ぐであるほどスピードが出やすく、カーブしているとターンが楽になります。
浮力に影響するボリューム
ボリュームとはサーフボードに使用されているフォームの量のこと。フォームが多いほど浮力が大きくなります。サーフィン初心者や体重の重い方はフォームが多いサーフボードがおすすめです。
ターンの反応に影響するレール
レールとはボード側面の丸みを帯びた部分です。厚みや形状によって回転性や、反発の具合が変わるため、ターンの性能に影響するパーツです。
ポキシー
断面が四角形に近い形状。浮力が高いため小波でもよく機能しますがパワーが必要となります。ターンでの加速を重視したい方向けです。
テーパー
テーパーは先端に向かって細くなっている形状のこと。パワーを必要とせず、反応が良いのが特徴。ただし小波では動きすぎるのが欠点です。
ミディアム
ポキシーとテーパーの中間に位置する形状。反応性と浮力のバランスに優れています。サーフィン初心者におすすめです。
ターンのキレや伸びに影響するテール
テールはボードの最後部。サーフボードが走る際、最後に水が流れる部分なので、ターンのキレや伸びに影響します。
スカッシュ
テール部分が角ばっている形状です。テール面積が大きいため、エッジの効いたメリハリのある乗り味が特徴です。
ラウンド
テール部分が丸みを帯びている形状。スムーズな乗り味が特徴です。
ラウンドピン
ラウンドテールの先端にポイントをつけた形状です。テール面積を小さくしているため、直進性に優れています 主にロングボードで使われる形状です。
フィッシュ
文字通り魚の尾びれに似た形状。真ん中に切り込みが入っているため、素早い切り返しに優れているのが特徴です。ショートボードによく使われる形状です。
サーフボードの走りに影響するボトム
ボトムとは海面と接するサーフボードの裏側部分です。この部分の形状によってサーフボード走りが大きく変わります。
フラット
文字通り平らになっている形状。スピード重視の形状です。小波でもスピードが出やすいのですが、大きな波になるとコントロールが難しくなる点も。
Vボトム
レールに向かってV型になっている形状。ボトムの水流が左右別れやすくなっているので、ボトムを傾けやすくターンの性能がアップします。
コンケープ
中心部に滑らかな溝がある形状。海水を抑え込みながら水流を加速させ、ボードを浮き上がらせる特徴があります。
ドームボトム
コンケープとは反対に穏やかな凸形状。滑らかなターンなどコントロール性に優れているのが特徴です。
ターンで描くラインに影響するフィン
フィンはボトムに着いた尾翼のこと。着脱タイプと固定されたタイプの2種類があります。直進時には水流をコントロールする役割を果たし、ターン時には回転の支点となる部分です。
シングルフィン
フィンがボトムの真ん中に1つだけのもの。大きなラインを描くサーフィンにマッチし、安定性にも優れているのでサーフィン初心者におすすめ。
ツインフィン
左右に2つのフィンがあるもの。高い回転性が特徴で、軽快なターンが可能になります。
トライフィン
真ん中に1つ、左右に1つずつフィンがついているもの。安定性と回転性を併せ持ち、急なターンも可能にしています。
クワッドフィン
左右に2つずつフィンがついているもの。おもに横方向のターンで性能を発揮します。
初心者おすすめサーフボード:1
Mike sapesから新しくリリースされた『Chopper』は、テールが広くカットされたシルエットが特徴で、そのテール形状はテイクオフを早め、ボードに直進的なラインを 与え爆発的なスピードを生み出すボードとなっています。 またそのカットされたテール形状はタイトなターンが可能となっており、反面、深いボトムターン・ラディカルなカットバックといったダイナミックな動きも得意とします。テイクオフの速さ・ボードの機動性・スピードはマイクシェイプスのシリーズの中でTOPに入るモデルで、初中級の使用では自身のレベルを上げてくれ、上級者の使 用ではそのシルエットから生み出されるスピード・スプレー量・トラックの深さなどから、マニューバーに力強さを出すことが可能! もちろん小波も得意とするこのボードは、そのややボリューミーなボディーとワイドなテール形状が小さな波でもパワーをしっかり拾い上げる事ができ、スピードを得る事が可能になっています。
初心者おすすめサーフボード:2
『ビギナーからエキスパートまで手軽にサーフィンを楽しめるサーフボード!』をコンセプトに作られたDIAMOND HEADソフトボード。 浮力があり簡単にテイクオフが出来るので、安全に上達する近道とも言えます。
初心者おすすめサーフボード:3
テイクオフ後のスピードあるライディングとアグレッシブな回転性を 持ち併せたMAGIC CARPET。 やや丸みのあるモダンなクラシック形状にリシェイプされ、テールに 深いワイドフィッシュが設計されました。 圧倒的な速いテイクオフとボードシルエットからは想像も出来ない コントロール性が備わり、ルースでラディカルなラインを攻める事が 出来るボード。 パフォーマンスよりのレトロフィッシュボードが気になる方へぜひ チェックしてほしいモデルです。
初心者おすすめサーフボード:4
ロングボードの様なワイドノーズにピンテール、圧倒的なテイクオフの 速さでノーズライディングからリッピングまで可能。 ロングボーダーのトランジション用ボードとしてやショートボーダーの セカンドボードなど、浮力があるボードをお探しの方へ魅力あるボード。 初心者の方にもおすすめです。
初心者おすすめサーフボード:5
個性豊かなデザインで高品質・低価格を追求し、 優れたコストパフォーマンスにこだわり続ける 『SCELL』(セル)のクラシックボードタイプが登場! ボードの完成度、足回りのフィン、共にこだわったサーフボードです サーフボード、フィンの性能は2度ほど乗ってもらえれば納得いってもらえる事と思います。
初心者おすすめサーフボード:6
Rockdanceのクラフトマン達が作るサーフボードは、世界中のライダー、サーファーからのテストデータのみならず、あなたとのコミュニケーションによって生み出されるボードなのです。乗り心地というフィーリング。美しさと耐久性という相反するクオリティー。そのすべてを同時に具現化するRockdanceのクラフトマンシップは、あなたのサーフィングをさらに上のレベルに導き、最高のサーフライフに貢献します。
初心者おすすめサーフボード:7
人気ベテランシェイパーとマリブポイントが作るオリジナルボードブランド「3Surfboards」。皆様の求めるサーフボードを100%ハンドメイドでお作りします。 対象ボードは6フィート5インチまでのスタンダードなボードとなります。カラーや5プラグ、6フィート5インチ以上は別途料金がかかります。 更に初心者向けのサーフィンレッスンも付いてます。
サーフィン初心者は穏やかな日から
サーフィン初心者は高気圧で覆われたよく晴れた日がおすすめです。狙い目は満潮時。海水が多くなり、水深も深くなります。風は穏やかで、波も小さく、うねりもないのでサーフィンしやすい環境です。ただし状況はが急変する可能性もあるので、事前に天気予報をしっかりと確認しておきましょう。
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