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ゆるキャン△で注目される「ハンディカイロ」!ハンディカイロの仕組みと使い方


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ゆるキャン△』で登場したことで一気に注目を集めている「ハンディカイロ」。沢山のメーカーが販売しており、ハンディウォーマーや白金カイロとも呼ばれています。何年も繰り返し使えるので、とても経済的!ここではハンディカイロの魅力を解説します。

何年も使えるハンディカイロ

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ゆるキャン△で登場し、一躍知名度が上がったハンディカイロ。ハンディウォーマーやハクキンカイロと呼び方は様々ですが、基本的に同じものです。繰り返し使え、経済的!しかも発熱量も使い捨てカイロの約13倍もあるので、寒さに弱い方にはおすすめなんです。

Eco

しかも使い捨てカイロと違い、ゴミにならない。とってもエコなカイロなんです。筆者はすでに10年程度愛用しています。もちろんいまだに現役です。自然にも優しいハンディカイロ。キャンプや釣り、トレッキングにアウトドアでの活躍はもちろんですが、通勤・通学にも重宝するアイテムです。アウトドア好きならずとも持っておきたいアイテムです。

ハンディカイロの燃料は?

Fuel

燃料はベンジン。石油由来の揮発性の高い液体で、無色透明です。ちょっと独特の臭いがします。同じベンジンでも「しみ抜き用ベンジン」は使えないので注意が必要です。

ハクキンカイロ純正NTベンジン

ハクキンカイロ純正の燃料であるNTベンジン。とはいえ売っている場所が近所にある方は少ないのではないでしょうか。

カイロ用ベンジン

上記と同じくカイロ専用ベンジン。価格を抑えたい方におすすめのカイロ用ベンジンです。

Zippoオイル

ハンディカイロの燃料の中でもっとも入手しやすい燃料が、ジッポオイルです。そして燃料注入しやすい容器。お値段も安く、使い勝手の良さで一番人気があります。

ホワイトガソリン

ホワイトガソリンでも使えます。ただ、わざわざお値段の高いホワイトガソリンを購入するのは、もったいないので、ほかの用途に使っている場合でしょう。この燃料も使えるんだという知識だけで十分です。

100均ショップライターフューエル

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臭いが気にならない方は100均ショップのオイルライター用燃料でも使えます。ものすごくコスパがいいのがメリット。ちょっとオイル特有の臭いがするため、苦手な方もいらっしゃいます。

ハンディカイロの仕組み

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ハンディカイロは火をつけて暖めるわけではありません。触媒を使って燃料を酸化させ、その酸化反応からの発熱で暖を取る仕組み。気化したオイルがプラチナの触媒作用で酸化発熱する化学カイロです。プラチナ触媒の部分は「火口 (ほくち)」と呼ばれ、本体のキャップ部分にあたります。

ハンディカイロの使い方

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使い方はとても簡単です。まずは付属の容器に燃料を入れます。つぎにハンディカイロの火口を取ります。

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本体に燃料を注入します。慌てて注入すると、燃料がこぼれたり、溢れたりするのでゆっくりと落ち着いて行いましょう。

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燃料を入れた後、火口を本体に取り付けます。そして換火口をライターであぶるのですが、Zippoライターよりもターボライターがおすすめ。Zippoライターでは、火口に煤(すす)がついて、汚れるからです。5~10秒ほど全体的にあぶります。火口からライターの炎を少し離してあぶります。

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あぶり終わった後、ハンディカイロの蓋部分横に感熱して色が変わり確認できる部分があります。触媒反応が始まり、熱を発しますと、この部分が変色します。確認できたらフタをして専用のフリース袋に入れて使用します。使い捨てカイロの約13倍の熱量を発し、繰り返し使えるのが魅力です!

ハンディカイロの使用時間によって燃料の量を決める

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燃料を入れるための容器には、メモリが2つあります。①の線まで入れた場合は、4~8時間使用できます。

通勤・通学の際、午前中だけでいいという場合には①の線までにしておきましょう。

②の線まで入れた場合は、8~12時間もちます。場合によってはほぼ一日中持ちますので、外作業する場合や、冬登山、キャンプで寝袋を暖めたい場合に便利です。時間に幅があるのは、ハンディカイロの使用条件によって異なるから。燃料の気化が早い温度の場合は短い時間、遅い場合は長くなります。

また標高の高い山などは酸素が薄くなるため、使用時間が短くなります。

なかなか発熱しない場合

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内綿の位置が高すぎると、火口に接触して十分にオイルが気化せず発熱しない場合があります。内綿をタンクのクチから5ミリ程下にそろえてください。

あぶりすぎも禁物。火口部分に炎が近すぎると劣化が早まります。火口を温める程度にしましょう。火口が劣化した場合は換火口を購入しましょう。

燃料の入れすぎかもしれません。燃料を入れすぎると、火口にあるプラチナ触媒が湿ってしまいうまく反応しません。ドライヤーなどで火口を乾かしてもう1度ライターであぶりましょう。

ハンディカイロのQ&A

question

ハンディカイロに馴染みがない方は、やっぱり不安です。ここからはハンディカイロのよくある質問や疑問をQ&A形式でお答えします。

洋服の中でオイルカイロは火事や火傷の危険がありますか?
基本白金とオイルの触媒作用で発熱しますので着火後蓋をすれば酸素が無い状態なので発火の心配がないと思います。しかしながら低温やけどの可能性があるので、むき出しのままポケットに入れず、必ずカバーをしましょう。
途中で発熱を止めることが出来るの?
使い捨てカイロと同様、発熱作用を途中で止めることは出来ません。発熱途中で不要となった場合は、安全な所に置き、完全に放熱させてください。寒いところに置くと立ち消えして、次回のオイル注油の際に入れすぎの原因となります。
ハンディカイロは飛行機でも大丈夫?
ハンディーカイロはオイルを燃料として使用するため、機内持ち込み及び預け手荷物の持込制限品となっています。あらかじめご出発前に搭乗予定の航空会社の手荷物取扱情報を確認しましょう。

それではここからはおすすめのハンディカイロ・ハンディウォーマーをご紹介します。

おすすめハンディカイロ:1

ゆるキャン△コラボのハンディカイロ。可愛いデザインはアウトドアだけでなく、普段使いにもぴったり!ちょっとお値段が高いのが気になりますが、ゆるキャン△好きなら持っておいて損はないハンディカイロです。使用するならフリースカバーも合わせて購入しておきましょう。

おすすめハンディカイロ:2

ジッポはハンディウォーマーと呼ばれています。ハンディウォーマー本体と、フリースカバー、燃料、燃料を入れる容器が付属しておりすぐにでも使えるセット内容。自分用にはもちろんですが、プレゼントとしても最適です。

おすすめハンディカイロ:3

蝶々のデザインが可愛らしいハンディカイロ。おしゃれなデザインのカイロは女性におすすめです。女性の手のひらよりもやや大きいサイズ。発熱量もしっかりあるので、一日中ぽかぽかです。ちょっとだけ暖めたいという方にはミニサイズもあります。

おすすめハンディカイロ:4

長い伝統をもつHAKKINカイロ。なんと1964年、東京オリンピックの際に聖火をギリシアから運ぶ際にも、使われた歴史があるのです!クジャク柄がなんとも言えない雰囲気を醸し出すハンディカイロです。ミニサイズもあります。Amazonではもっとも評価の高いハンディカイロです。

おすすめハンディカイロ:5

何と言ってもコスパの良さ!カイロ燃料のオイルと、カバーもついて価格もほぼ2000円と圧倒的な安さが魅力です。サイズは他メーカーのミニサイズくらい(高さ90mm×幅58mm×厚さ15mm)。いかにも安物くさいですが、カバーに入れるので気にならないでしょう。

おすすめハンディカイロ:6

こちらもコスパの良さが魅力的なハンディカイロです。本体にカバー、燃料計量用カップに予備の火口までついて、なんとお値段2000円ちょい。武骨なデザインは男性向け。ただし、レビューをみると個体差が激しいようなのが難点です。

おすすめハンディカイロ:7

見た目はZippoカイロと見分けが付かない白金カイロです。注油カップとフリースケース付きで価格は1500円程度とコストパフォーマンスに優れています。

今シーズンはエコなハンディカイロで

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いかがでしたでしょうか。エコなハンディカイロは、自然を大切に思うキャンパーやアウトドア好きに共通する思いです。ゴミをなるべく出したくないという方は、ハンディカイロがぴったり!ぜひあなたも今シーズンから、使い捨てカイロの使用を控え、ハンディカイロを使ってくださいね!

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