もともとアウトドアで着用されていたネルシャツ。アメカジブームにより街中でも着られるようになり、今ではファッションアイテムとしての地位を確立しています。ここではキャンプなどではもちろんですが、アメカジコーデの主役として活躍するネルシャツについて解説します。
- フランネルとは
- ネルシャツはなぜチェック柄なのか
- ネルシャツの魅力
- ネルシャツの選び方
- ネルシャツのコーデ例:1
- ネルシャツのコーデ例:2
- ネルシャツのコーデ例:3
- ネルシャツのコーデ例:4
- ネルシャツのコーデ例:5
- ネルシャツのコーデ例:6
- ネルシャツのコーデ例:7
- おすすめネルシャツ:1
- おすすめネルシャツ:2
- おすすめネルシャツ:3
- おすすめネルシャツ:4
- おすすめネルシャツ:5
- おすすめネルシャツ:6
- おすすめネルシャツ:7
- おすすめネルシャツ:8
- おすすめネルシャツ:9
- おすすめネルシャツ:10
- おすすめネルシャツ:11
- おすすめネルシャツ:12
- おすすめネルシャツ:13
- 自分にあったネルシャツを!
フランネルとは
フランネル(Flannel)は、もともとウールまたはウーステッド糸から作られた生地のことを指します。現在では、コットンでも織られています。片面もしくは両面が毛羽立っており、保温性に優れているので、衣類だけでなく寝具にも用いられています。そのフランネルシャツが略されてネルシャツと呼ばれているのです。
ネルシャツはなぜチェック柄なのか
フランネルシャツはもともとイギリス・ウェールズ地方が発祥とされていますが、はっきりしません。17世紀にはすでに作られていたそうです。そのためイギリス伝統のタータンチェックやグレンチェックなどがネルシャツにも使われたと言われています。またネルシャツは農民や木こり、猟師など、田園や山林にすむ人たちに好んで着用されました。森の中で目立つようなチェック柄になったとも言われています。
ネルシャツの魅力
ネルシャツの魅力は色・柄やデザインが実に多種多様であること。ネルシャツにジーンズやチノパンを合わせるだけで、アメカジ系の王道コーディネートが完成する便利アイテムです。保温性にたけ、耐久性にも優れているので季節の変わり目にはコーデの主役になるほど。真冬にはインナーとしても使えるので、長いシーズン着まわせるのも魅力です。
ネルシャツの選び方
ネルシャツはアメカジの王道アイテムですが、ちょっと着こなしを間違えると野暮ったく見えたり、オタクっぽく見えたりする危険なアイテムでもあります。ネルシャツをおしゃれに着こなすにため、選び方のポイントを解説します。
ネルシャツ選びのポイント①
ネルシャツは鮮やかなチェック柄がポイント。まずは格子の小さなネルシャツを選びましょう。小ぶりな格子のチェックシャツは着こなしやすく、鮮やかな色を選んでもオタクっぽく見えません。
ネルシャツ選びのポイント②
大きな格子のネルシャツを選ぶ際は、バッファローチェックのように2色程度のチェックか、ダークトーンのネルシャツを選びましょう。大きなチェックは間違えるとパジャマのように野暮ったく見える場合があります。
ネルシャツ選びのポイント③
ネルシャツを大人っぽく着こなすなら、やはりジャストサイズ。今の旬はビッグシルエットですが、流行はいつ終わるかわかりません。いつの時代に着てもしっくり来るのはやっぱりジャストサイズです。
注意点はヴィンテージネルシャツや古着ネルシャツを選ぶ際です。ヴィンテージネルシャツは、雰囲気が良く、使い古して生地も柔らかくなっているので着心地も良い。しかもちょっと色褪せた感じが、色落ちの進んだジーンズによく似合います。しかしヴィンテージネルシャツは着丈が長い!よって柄だけでなく、着丈もよく確認しましょう。無難なコーデを目指すなら、日本人にあったネルシャツを選びましょう。
上記の3つのうちどれか1つでもクリアしたネルシャツを選べばOK!逆言えば、野暮ったくオタクっぽく見えるのは、この3つのポイントの逆を選んでいるからなんです。
ネルシャツのコーデ例:1
赤系のネルシャツがもっとも多いのではないでしょうか。赤系のネルシャツはやっぱりジーンズとの相性がGood!足元もワークブーツだと雰囲気満点ですね!
ネルシャツのコーデ例:2
ネルシャツとハンティングベストの組み合わせが絶妙です。色使いも技ありです。モカシンシューズやショルダーバッグなどの小物の使い方も大人っぽい組み合わせですね。
ネルシャツのコーデ例:3
これぞネルシャツコーデの王道といったアメカジスタイル。ネルシャツに濃いジーンズ、トラッカーキャップにモカシンシューズ。サイズ感も素晴らしいコーデです。赤と青の反対色を使ったネルシャツも多いですので、着こなしの参考になると思います。
ネルシャツのコーデ例:4
オレンジ・黄色系のネルシャツコーデ例です。ネルシャツコーデは袖部分をまくり上げるのが定番。派手に見られがちな色ですが、組み合わせ次第ではかなり落ちつたイメージに仕上がります。
ネルシャツのコーデ例:5
ブラウン系のネルシャツは落ちつた雰囲気になるので、大人アメカジにぴったりです。襟もボタンダウンがおすすめ。年齢にあったネルシャツをお探しの方は、色合いにも注目してくださいね。
ネルシャツのコーデ例:6
チェック柄が大きいネルシャツでも、サイズ感に気を付ければ爽やかな着こなしに。ボトムスもジーンズだけでなくチノやカラーパンツなどをうまく活用しましょう!
ネルシャツのコーデ例:7
グリーン系のネルシャツは、ボトムスを明るい色にすることにより、コーデのバランスがとれるようになります。秋冬ならコーデュロイパンツと合わせるとよいでしょう。アウトドアスタイルなら足元はビーンブーツがおすすめです。
おすすめネルシャツ:1
アウトドアマンであったレオン・レオウッド・ビーンが1912年に「メイン・ハンティング・シュー」を発明し、作業用のラバー靴のトップにレザーを縫い付けるという画期的なデザインのハンティングシューズは、すぐにハンターたちの間で話題になりました。その後改良を重ね、現在に至るまで「ビーンブーツ」という愛称で多くの人に親しまれています。ブーツだけでなく様々な製品も開発しており、機能的で高品質な製品は世界中で認められ、アウトドア・カジュアルブランドとして不動の地位を保ち続けています。L.L.Beanのフランネルシャツです。毛羽立ちも良好でふんわりとした着心地。ジーンズやチノ、コーデュロイパンツなどにも合わせやすい色合いのネルシャツです。
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L.L.Bean(エル・エル・ビーン)古着ヘビーフランネルシャツ【L】RankB
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おすすめネルシャツ:2
1920年、ドイツ系アメリカ人のエディー・バウアーによって設立。もともとはテニスショップであったが、しだいにフィッシング、ハンティングなどのアウトドアスポーツ用品の取り扱いも開始し業務を拡大。アメリカで初のダウンウエアを作り、特許を取得したのが、エディー・バウアーです。エディバウアーのネルシャツです。グリーン系で落ちつた雰囲気。大人アメカジにぴったりなネルシャツです。
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EDDIE BAUER(エディバウアー)古着フランネルシャツ【L】RankB
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おすすめネルシャツ:3
JC.PENNYブランドの1つ”ST.JOHN'S BAY”。日本国内でもアメリカ古着の世界ではお馴染みのブランドで、ベーシックで飽きのこないアメリカンスタンダードな物づくりは、USでの支持が高く身近な存在。日本国内での展開がないため、インポートのセレクトショップで、ごく稀に取り扱われていました'80Sのセントジョンズベイです。かなり厚手のコットンネルを使用しています。古いものなので使用感や経年変化はありますが、ヴィンテージ感あふれるヤレ感がたまりません。
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ST.JOHN'S BAY(セントジョンズベイ)古着ヘビーフランネルシャツRankB
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おすすめネルシャツ:4
今から100年以上も前に創業したアメリカのブランド、ペンドルトンはトーマスケイと言う、若いイギリス職人によって生まれました。1893年に開業し、アメリカ先住民との交易から始まり、ウール製品のビジネスを開始します。ペンドルトンのウールブランケットなどのウール製品は生地の製造、染料、品質への徹底的なこだわりが感じられています。ペンドルトンのおしゃれなネルシャツです。70年代後半のものと思われます。ポケットは右胸に1つのみ。コンディションはRnakCです。使用感や着用感はあります。袖部にほつれのあとがあり、リペアしてあります。まだまだ活躍してくれる1着になっています。
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PENDLETON(ペンドルトン)フランネルチェックシャツ Mサイズ RankC
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おすすめネルシャツ:5
1895年、アメリカのウィスコンシン州オシュコシュにて小さな作業着メーカーとして誕生したOshKosh B'Gosh(オシュコシュ)。最も注目すべき製品は、鉄道労働者と農業労働者のための「ヒッコリーストライプ」のオーバーオールでした。今では世界50カ国以上で販売されているアメリカを代表する人気ブランドです。 アメカジファッションによくあうOshKoshのチェックシャツ。定番のチェックシャツは何枚あってもこまりませんね。アメカジ好き、古着好きなあなたにオススメです。
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OshKosh(オシュコシュ) メンズコットンチェックシャツ☆アメカジ古着ファッション
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おすすめネルシャツ:6
ペンドルトンやファイブブラザーと肩を並べるほど人気のビッグマック。ヴィンテージ史上でも高い人気を誇ります。BIG MACはアメリカを代表するデパート「JCPenney」に入っていたストアオリジナルブランドです。ヘビーフランネルシャツは「ヘビー」と名乗るだけあり、肉厚なハンバーガーのごとく、地厚なコットンを使って生地を織っているのが特徴です。
おすすめネルシャツ:7
1856年設立のアメリカの老舗ブランド、ハンティングウェアの名門RED HEADのコットンネル長袖シャツです。 REDHEAD(レッドヘッド) アメリカ最大級の総合アウトドアショップ「Bass Pro Shop」のオリジナルブランド。ハンティング・フィッシングなどアウトドアアパレルが人気のブランドです。
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REDHEAD(レッドヘッド)古着フランネルシャツ 大きいサイズ RankB/a>
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おすすめネルシャツ:8
1830年にJOHN RICHにより創立されたアメリカの老舗ブランド、ウールリッチのフランネルシャツです。毛羽立ちも良好でふんわりとした着心地。ジーンズやチノ、コーデュロイパンツなどにも合わせやすい色合いのネルシャツです。 ウールリッチは、南北戦争(1861~1865)にも衣類を提供したアメリカで最も古いアウトドアウェアのメーカーで、1860年、1914年、1942年には軍用にブランケットを支給した経験があります。1850年には、ブランドのアイコニックであるバッファローチェックが誕生します。
おすすめネルシャツ:9
アメリカ・ニューヨークで125年以上の歴史を誇る、老舗アウトドアブランド 「FIVE BROTHER (ファイブブラザー)」。ネルシャツの定番ブランドなので1着は持っておきたいですね。
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FIVE BROTHER(ファイブブラザー)古着フランネルシャツ【S】RankC
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おすすめネルシャツ:10
古着屋で見かけるネルシャツブランドの中でも1~2位を争うBIGMAC。ワークウェアブランドならではの質実剛健な作りが魅力です。比較的お求めやすい価格なので、古着ネルシャツをお探しなら、BIGMACも候補に入れてくださいね。
おすすめネルシャツ:11
1950~60年代にみられるヴィンテージディテールを再現した、ソフトな風合いのチェックネルシャツです。 フロント左右にボタン付きポケットが付いた王道ワークシャツ。SUGAR CANEが保管するヴィンテージシャツをベースに、2本針巻縫いや裾サイドのマチ・カラカンなど、当時の仕様を再現しています。 ソフトな手触りが特徴のライトフランネルを使用しています。染色方法も当時に近づけている為、着込むほどに風合いが豊かになる経年変化がアメカジ好きには堪らない1枚に仕上がっています。 アメカジ王道のチェック柄ネルシャツは、着こなしのメインとして1枚着はもちろん、Tシャツの羽織りからダウンベストなどとのレイヤードまで着まわし可能。 流行り廃りなく愛着を持って長く使える頼れる1枚です。
おすすめネルシャツ:12
東洋エンタープライズの中のブランドの1つ。 50年代の古き良きアメリカの雰囲気がブランドコンセプト。 ボウリングシャツやドッグイヤージャケットなど、アメリカの青春映画に出てくるような ウェアを忠実に再現しています。チェック柄をプリントしたインパクト抜群のオープンカラーシャツ。 シルエットはスタイルアイズの定番アイテムともいえる、50年代スタイルのボックスシルエットが魅力です。
おすすめネルシャツ:13
FILSON(フィルソン)の定番コットンフランネルシャツ「ALASKAN GUIDE SHIRT」。 USAフィルソンのカジュアルシャツの中でも最も人気のあるロングセラーモデルです。 目の詰まった、張りのある7オンスの100%コットンネル素材。 クラシックなゆとりのあるシルエットで飽きずに末永く着られるのが嬉しい。 両胸フラップポケット。左裾に小さくブランドロゴ刺繍。背面にロッカーループ。ブランド刻印入りのマーブル模様の樹脂ボタンなどデティールも充実しています。 永遠の定番アイテムです。
自分にあったネルシャツを!
いかがでしたでしょうか。ネルシャツはもともとアウトドアでの着用をもとに作られた丈夫で暖かいシャツです。まさにヘビーデューティを愛するアメカジマンにとってマストアイテム。ぜひあなたもこの記事を参考にネルシャツを使ったコーデを楽しんでくださいね!
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