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「好きなSF小説作家10選」私がキャンプのお供に持っていくおすすめ作品をご紹介!


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はてなブログ10周年特別お題について。今回は私の「好きなSF小説10選」です。私はキャンプ中読書をします。ソロキャンは自然の音しかしないので、気になる小説に没頭できます。また夜空を見上げればSF小説の舞台である星々が煌めいています。ここでは私がキャンプのお供に持っていく好きなSF小説をご紹介します。

SF小説が面白い

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SF小説が文学として認知され始めたのは70年代から。それまでは子供の読み物という立ち位置でした。今では子供から大人まで楽しめるSF小説になり、多くの国で読まれ、映画化もしています。

SF小説は数多く、SFを専門に制作している作家やたまたまSFが舞台の小説を書いたミステリー作家など作家も様々。どれも共通しているのは、未来の世界で生きる人間たちを生き生きと描いています。

未来の世界では生活様式、常識などが現在とは全く異なるでしょう。今よりも不幸せな世界かもしれません。しかし変わらない部分があります。SF小説の中では未来の世界でも必死で生きる人間像が生き生きと描かれており、そこで生まれるドラマに感動してしまいます。

私の好きなSF小説10選!

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SF小説は、SFを専門に描いている作家から、普段は全く違うジャンルの小説を描いている作家など様々な作家が作品を執筆しています。SF小説ノーベル文学賞を獲るということ自体がSFかもしれませんが、SF小説だけの賞があります。もっとも有名な賞は、ヒューゴー賞ネビュラ賞です。ヒューゴー賞は世界SF協会主催が、ネビュラ賞アメリカSFファンタジー作家協会が主催しています。

一方わが日本でもSFの賞があります。もっとも有名な賞は星雲賞です。1970年に創設された、日本でもっとも古いSF賞です。しかしながら今回は受賞作品ばかりでなく、あくまで私の好きなSF小説を作家別にご紹介します。

1.ロバート・A・ハインライン

私の好きなSF作家の1人であるロバート・A・ハインライン。彼の作品の中で、最も好きな小説『夏への扉』です。日本で映画化されましたが実はまだ見ていません。その大きな理由は映画のキャッチコピーが小説の中身とかけ離れていると感じたためです。この小説はタイムトラベル・パラドックスものになります。主人公ダンと、彼の愛猫ピートとの時間をまたぐ冒険譚。1950年代の作品なので彼の描く未来と現実との差を比較するのも面白いSF小説です。

2.アイザック・アシモフ

ロボットを扱ったSF小説の第一人者であるアシモフの作品の中で、もっとも好きな小説『われはロボット』。アシモフの初期のロボット物SF短編をまとめ、有名なロボット工学三原則もこの小説から始まりました。この短編の中でももっとも好きな小説は子守りロボット「ロビイ」の話。この話は後の多くのSF作品、とくにアンドロイドが登場する作品の元ネタになっています。また2004年には『アイ・ロボット』として映画化もされています。

3.フィリップ・K・ディック

この小説ですが、○○は○○の夢をみるか?だけはよく多用されていますね。元ネタはこのSF小説になります。映画『ブレードランナー』の原作。のちのサイバーパンクである『ニューロマンサー』もこの作品がなければ生まれなかったでしょう。映画とは全く違う内容ですが、世界観は統一されており、アンドロイドと人間との葛藤が描かれている名作です。

4.レイ・ブラッドベリ

レイ・ブラッドペリは『火星年代記』や『華氏451度』などSF小説の名作を数多く残している作家です。彼の中でももっとも好きな小説がこの『猫のパジャマ』という短編集です。SFや奇譚、ラブストーリーなど様々なジャンルの短編が詰まっており、中でも表題の『猫のパジャマ』は極上のラブストーリーで、最後の男性のセリフが秀逸です。

5.ジェイムズ・ティプトリー・Jr.

たったひとつの冴えたやりかた』は、読む前にハンカチを準備してください。表題の『たったひとつの冴えたやりかた』のほか星のきらめく大宇宙にくり広げられる壮大なドラマ全3篇を含むSF短編集です。この作品は読みやすく、やさしさとあたたかさにあふれています。SFうんぬんは抜きにして素晴らしい一冊。ジェイムズ・ティプトリー・Jr自身の生涯も文学的なので、興味があれば彼女の生涯をしらべてみてください。

6.黒野伸一

非常に読みやすいSF小説の1つ『AIのある家族計画』。作者の黒野伸一氏唯一のSF小説です。人間の面白さとSF的な面白さの組み合わせの妙。海外ではAIって大抵人間の敵になるんだけれど、今作はAIは人間の味方。ちょっと先の未来で起こるだろう、人間とAIのヒューマンドラマです。

7.小川一水

小川一水氏は、数多くのSF小説を執筆し、近年では星雲賞も受賞した日本の誇るSF作家の1人。この『第六大陸』は第35回星雲賞日本長編部門の受賞作です。月の開拓に臨む日本人技術者・青峰走也と月に結婚式場を建設するという途方も無い計画をぶち上げるスーパーセレブ・桃園寺妙の成長物語です。

8.鷹見 一幸

『宇宙軍士官学校』は、SFというとちょっと敷居が高いと感じる方でも面白く読める作品です。とても読みやすく、エンターテインメント性が高いいわゆるソフトSF作品。1~12巻まで続く人気シリーズです。

9.林 譲治

『星系出雲の兵站』は、SFとミリタリー要素の強い作品です。かなり読み応えのある作品で、ハードなSF小説をお探しの方におすすめ!広大な宇宙をめぐる戦争を補給面(兵站)でみる場面と、異星人とのコンタクトをめぐる場面が非常にテンポよく描かれている日本を代表する小説です。第52回星雲賞日本長編部門受賞作品。

10.劉 慈欣

『三体』は、スケールの大きさと今までにない異星人とのコンタクトが刺激的なSF小説です。アジア圏で初の第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞。Facebook社CEOマーク・ザッカーバーグが、おすすめの本に選んだことでも有名になりました。

最後に

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いかがでしたでしょうか?普段はあまりSF小説に馴染みがない方にもおすすめできる良作ばかりだと思います。秋の夜長、キャンプで過ごす時間のお供にぜひここで紹介したSF小説で、素敵な時間を過ごしてくださいね。

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