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旅する自転車ランドナーおすすめ10選!新旧人気モデルを厳選紹介!


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旅する自転車ランドナー。テントや寝袋などを詰め込み、キャンプツーリングにぴったりな自転車です。ここではそんなランドナーの特徴や、初心者の方でもわかりやすいランドナーの選び方、そしておすすめモデルをたっぷりご紹介します。

(2022年10月一部内容を変更しました)

ランドナーとは

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ランドナーとはフランス発祥のツーリング用の自転車のことです。フランス語であるランドネ(小旅行)に由来。車などのない時代には、気軽に旅ができる移動手段として重宝されていました。

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日帰り旅行から2、3泊程度の旅行に使われることが多く、たくさんの荷物を積んでも耐えられる頑丈な作りと、キャリア等をつけることで荷物を置くスペースが確保できるなどの特徴があります。日本では第二次世界大戦後に普及しました。1970年代になると、ランドナーのブームが訪れ、多くの若者がランドナーにまたがり旅行を楽しみました。

衰退し始めたランドナー

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1980年代以降になると、ランドナーは衰退し始めます。これは悪路を走るMTBと舗装された路面を走るロードバイクの普及があります。さらにロードバイクでも悪路を走る「グラベルロード」の登場がとどめを刺します。このため現在古き良きランドナーを完成車で販売しているのは、アラヤと丸石などの数社に激減しました。

ランドナーの主な特徴

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旅行に必要な荷物を積んで、走るランドナー。ツーリングを目的とした質実剛健な作りが日本人の気質にあったのでしょう。まさに旅するための自転車です。ここでは一般的なロードバイクとは異なる、ランドナーの主な特徴をご説明します。

ランドナーのタイヤ

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ランドナーの主な特徴のまず1つ目は、通常のロードバイクに比べ650Bなどの太いタイヤサイズが採用されているところです。旅の荷物を乗せて走ることを想定したランドナーでは、タイヤを太くすることで安定した走りを実現し、長距離を走行しても疲れにくい特徴を持っています。

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そしていわゆるママチャリと同じサイズのタイヤのため、旅先でパンクしても対応しやすいのも特徴。また、もともとフランスの石畳の道路では、細いタイヤだと溝にはまってしまう為、それを防止するためとも言われています。

ランドナーのハンドル

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ランドナーでは、ほとんどのモデルがドロップハンドルを搭載しています。これは長時間走行していると、体に負担がかかってしまうため、ハンドルの位置を持ち帰ることにより負担を軽減するためです。またハンドルの持ち手を変えることにより、走行中も姿勢を自由に変更できるため、長距離走行でも疲れにくいのが特徴です。

ランドナーの足回り

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ランドナーでは泥除けが付いているのが一般的です。ロードバイククロスバイクには、泥よけが付いているモデルを見かけることが少ないですが、ランドナーではあらゆる道を走行することを前提としているため、泥よけを標準装備しています。これにより巻き上げられた小石や泥から、身を守ることができます。

ランドナーのフレーム

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ランドナーのフレームは、クロモリフレームを採用しているものが多いのも特徴です。これは長距離を走るため、弾性に優れ衝撃に強い素材を採用しています。そのため長距離を走っても疲れにくいのが特徴です。

ランドナーの荷台

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荷物を積むためのキャリアが標準装備されていたり、オプションで取り付けることも可能。またサドルバックサイドバックを装着することでたくさんの荷物を搭載することが可能です。テントやシュラフなどキャンプツーリングに必要な荷物を積むためには、ロードバイククロスバイクは不向きですが、ランドナーならキャリアに乗せて旅行ができます。

ランドナースポルティーフ

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ランドナーとよく似ている、ツーリング自転車であるスポルティーフ。もともとは同じくフランスの長距離レースであるブルベで使われていた自転車をモデルにしています。もちろん旅を目的としたツーリング自転車ですが、ランドナーとの決定的な違いはタイヤ、ホイールサイズになります。

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スポルティーフロードバイクと共通の700Cが使用され、フレームもクロモリフレームだけでなく、アルミやカーボンも使われます。スポルティーフはフランスの自転車の型式を参考にしているため、様式美にこそこだわった自転車です。そのため各パーツにこだわり、サドルは伝統的なレザーサドル、シフターはダウンチューブシフターになっています。

あなたに合うランドナーの選び方

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今は少なくなりましたが、様々な自転車メーカーからランドナーのラインナップがあります。どのような選び方をすれば自分にピッタリなランドナーが手に入るのでしょうか。ここではランドナーの選び方を説明します。

ランドナーの選び方:予算

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ランドナーの選び方の中でも、最も重要な選び方と言える、「予算」。ランドナーといっても価格はばらつきがありますが、10万円程度のものから20万円を超えるものも。もちろんランドナーを購入した後に、キャリアやバッグを購入しなければ旅行に行けないので、自転車にかける予算は重要です。

ただし安い価格には注意が必要!いわゆるルック車と呼ばれる

見た目はランドナーでも、フレームやブレーキ、キャリア等各パーツの強度が低いもの」

があります。安く購入できるためつい手を出しがち。街乗り程度なら問題ありませんが、長距離を自転車で旅行する場合には、強度がしっかりとした自転車を選ぶ必要があります。

ランドナーの選び方:タイヤサイズ

日本一周や世界中を自転車で旅したい場合は、タイヤのサイズは重要になります。26インチのタイヤならどこの国でも入手しやすいので、ランドナーを選ぶ際の参考にしましょう。アラヤのランドナーのように、ママチャリと同じタイヤを使用しているランドナーも多数あります。これだと旅先でタイヤトラブルになっても、ホームセンターなどでタイヤが手に入るため、旅を続けやすくなります。

ランドナーの選び方:フレーム

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ランドナーの選び方としては、フレームの素材で選ぶという方法があります。一般的なランドナーはクロモリフレームがメインです。丈夫で長時間走行でも疲れにくいのでキャンプツーリングにぴったり。

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最近ではアルミフレームも販売されています。アルミフレームはクロモリに比べ軽量なので、普段使いに向いています。通勤や通学など普段使いがメイン、たまにキャンプツーリングに行くなら、アルミフレームがおすすめです。

ランドナーの選び方:デザイン

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最も一般的な選び方が、お気に入りのデザインで選ぶ選び方です。美しいホリゾンタルフレームのクロモリから、ロードバイクに近い型のアルミフレームまで、様々な種類があります。クラシカルな雰囲気を持つランドナーから、走行性能を重視したデザインまで、きっとあなたのお気に入りが見つかるでしょう。

ランドナーの選び方:フロントギア

ランドナーで長距離をツーリングしたり、テントサイトに行ってキャンプツーリングをしたりする場合は、フロントギアを確認する必要があります。フロントギアが3枚ある通称フロントトリプルは、2枚のフロントギアのものと比べ、坂道を登るとき非常に役立ちます。

旅する自転車ランドナースポルティーフおすすめ10選

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それではここからランドナースポルティーフの人気メーカーから、特におすすめの人気モデルをご紹介します。上記の選び方を参考に、ぜひあなたにピッタリなランドナースポルティーフを選んでくださいね。

ARAYA SWALLOW Randonneur

1967年、当時では希少だった欧州部品を積極的に採用し、フレーム・キャリアは内製。キャンピング自転車の想を追求したのがスワロー・キャンピング(SC)でした。当時の大卒初任給の三倍の価格でしたが、スポーツ車にも「二台にまさるこの一台」というツバメ自転車のコンセプトを貫いていました。ツーリング車としての機能と美しさを凝縮し現代に蘇った1台。650Bホイールを履き、全面的にフレームを新設計。42Bタイヤ装着も可能で、ブレーキケーブル内蔵などのグレードアップも実現しています。

ARAYA Federal

日本の大阪が誇る老舗自転車メーカーのアラヤ。かつて、ランドナーの豪華な仕様を簡素にまとめ、サイクリングのための自転車としてフェデラルカテゴリーが提唱されました。それを現代にマッチしたツーリング自転車に仕上げた人気の高い1台です。価格は6万円程度です。

ARAYA Touriste

自転車に乗って長距離ツーリングや、旅行に出かけたいなら、人気メーカーのアラヤのツーリストがおすすめです。フレームポンプ用のペグやアルミ製フェンダーの採用など、上位機種ランドナーの仕様も盛り込み、日本のブランドパーツを積極的に採用。日本の職人技が詰まった旅行のための自転車です。オプションでキャリアを取り付ければ、2泊3日程度の旅行にも出かけることが可能です。価格は10万円程度です。

BREEZERBIKES DOPPLER PRO

トラディショナルなツーリングバイク『ランドナー』をBREEZERらしい解釈と最新規格でリファインしたネオランドナーです。フォーク横やダウンチューブ裏のダボに加え、前後にキャリアダボを用意、ツーリング・バイクパッキングにも適した設計。クロモリフレーム&フォークにフラットマウントディスク/スルーアクスルを採用し、街乗り~ツーリング~グラベルまでオールマイティに対応する1台です

マルイシ エンペラー ツーリングマスター

明治の頃から続く老舗自転車メーカーである丸石自転車。紆余曲折ありましたが創業当初の、技術は現代でも受け継がれています。エンペラーのブランド名はツーリング用自転車に受け継がれました。他のメーカーがツーリング車の生産を打ち切る中、古き良き時代の面影を今に伝える国産ランドナーを製造し続けていることで、熱烈なファンがいる自転車メーカーです。昔ながらの小さめのタイヤに、美しいホリゾンタルフレーム輪行の際の分解も簡単で、人気の高い1台です。

GIANT GREAT JOURNEY

クロスバイクで有名になった、自転車メーカージャイアントのランドナーは、軽量なアルミフレーム。うれしいのはサドルバックが標準装備されている点です。購入してからすぐにでも、旅立つことができるランドナー初心者にもおすすめの1台。1日中ペダリングしていても疲れにくい、ドロップバー専用ジオメトリのアルミフレームで、長距離ツーリングも楽々。ただ残念なことに生産中止が発表されてしまいました。価格もランドナー初心者に優しい10万円以下。最初からキャリアとバッグが付いており人気の1台です。

MIYATA EIGER 2016年モデル

日本屈指の自転車メーカーであるミヤタ自転車からも、近年までランドナーは販売されていました。アイガーは長距離ツーリングの時に荷物を載せてもしっかり走る丈夫なクロモリフレームを持ち、美しくクラシカルなデザインのホリゾンタルフレームです。下部がハの字状に広がっている、本格的ランドナーバー形状のドロップハンドルを採用している為、長距離長時間の走行でも疲れにくいデザイン。またメンテナンスにも優れており26インチタイヤと、工具を使わずに分解可能で、輪行など旅のお供にぴったりです。

RALEIGH Club Sport

ラレーはイギリスの自転車メーカーですが、現在はアラヤ自転車がライセンス生産しています。かつてラレーが提唱したクラブモデルのコンセプトを再現したクラシカルなデザインのランドナーが装いを新たにクラブスポーツが復活!クッション性の高いコンフォートサドルに、汚れから衣服を守るチェーンケース。クラシックな佇まいを演出する共色の前後フェンダー。ブレーキ、ハブにも信頼性の高いシマノパーツを採用している点も妥協しないラレーならではですね。

BIABCHI ANCORA

クラシカルなデザインや亀甲模様のフェンダーなど、旧車マニア垂涎の一台。中身は最新式で、コンポーネントシマノ・ティアグラを装備。ホリゾンタル形状が美しいフレームや、スレッドステム、カンチブレーキなどのクラシカルなパーツを配置し、バーテープやサドル、タイヤに落ち着いたカラーで抑えるべきところはおさえてある“大人”の雰囲気を感じさせるランドナーに仕上がっています。

Muddy Fox CX Gravel Mini

ランドナーの現代版ともいえるグラベルロード。走行する路面は選ばず、またブレーキも天候に左右されにくい。荷物装備がしやすければなおいい。そんなわがままをかなえるようなカテゴリーです。価格は15万円程度です。

最後に

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いかがでしたでしょうか。旅をする自転車ランドナーの特徴や、おすすめモデルをたっぷりとご紹介しました。

テントや寝袋などツーリングキャンプの荷物を自転車に積んで、気ままに旅をする。

誰もが1度は憧れ、今でも冒険心をくすぐられることでしょう。ここで紹介したランドナーは、ベテランの自転車乗りはもちろん、初心者の方にもおすすめのランドナーばかりです。ぜひあなたのお気に入りの1台を見つけて、キャンプツーリングに出かけてみてはいかがでしょうか。

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