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【2022年12月】最近読んだおすすめ本


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最近読書していますか?私は月に3~5冊程度の小説、マンガは数えられる範囲外くらい読んでいます。週に1日は漫画喫茶へ、一日2時間は読書タイムを設けています。気分転換にちょうどいいのです。読む本は実用書やビジネス書なんかではなく、小説や漫画。昔から勉強嫌いなんです。

今回は最近読んで面白かった本をお勧めするとともに、自分用の読書メモとして公開します。

戦争は女の顔をしていない

戦争は女の顔をしていないは、ノーベル文学賞受賞者である「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ」をコミック化しており、誰でも気軽に読みやすくなっています。舞台は第2次世界大戦中のソ連。私の知識では、旧ソビエト連邦では女性も戦地で勇敢に戦っており、エースパイロットやスナイパーが多いくらいの知識があった程度。この作品は五百人以上の従軍女性から、彼女たちの思い出したくないであろう記憶を聞き取りをおこなった記録のようなお話。

ハケンアニメ

第12回本屋大賞で3位受賞した本作。2022年に実写映画化された話題作でもあります。一言でいえば女性が好みそうな作品です。題名から派遣社員のお話を連想するかもしれませんが、この作品はアニメ制作会社周辺のお話です。アニメ「シロバコ」っぽい舞台です。とにかくベタな内容ですが、そこは流石著者の力量、飽きることなく一気に読み終わるでしょう。

ベルリンは晴れているか

「第31回このミステリーがすごい!  」に2位入賞した本作。第2次世界大戦後、敗戦し連合軍に占領されたベルリンが舞台です。と書くと戦争もののようですが、実際はミステリー作品です。純粋に冒険ミステリーとしても十分面白いのですが、当時のリアルな描写が読み手を興味深い世界観に引き込んでいきます。

AX

伊坂幸太郎が得意とする殺し屋が主人公。妻を誰よりも愛し、恐妻家で反抗期に入り始めた一人息子がいるというコミカルな主人公。殺しのシーンよりも妻優先で考える主人公の姿が面白い。淡々と進んでいくストーリーと相まって主人公の人間味があふれた作品です。ラストのオチも秀逸!

愛なき世界

好きな作家の1人である三浦しおんの作品。愛なき世界という題名から殺伐とした雰囲気ですが、内容はいたってほのぼの。植物研究員を取り巻く環境や、青春を描いた作品です。バッドエンドがないので、三浦しおんの作品は安心して読めます。

船に乗れ!

主人公はチェリスト。普段はクラシックなんて全く聞かないので、作中にでてくる曲名は全くわかりません。しかし、音楽を主体としながらもこの作品は、子供から大人になる過程を描いているので気になりません。現代版「山月記」といったところ。ハードカバーで1~3巻まであります。30~50代なら若いころのくすぐったい思い出や、苦い経験、黒歴史を思い出すこと間違いありません。しかし思い出す行為が嫌なものでもないんです。この本で久しぶりに若いころを思い出し、恥ずかしくなりました。

一九八四年

もはや説明不要のSFの名作。まだ未読の方はぜひ一度、手に取ってみることをお勧めします。空恐ろしい政府のやり方や。行動が真逆の各省庁の名前、「憎悪週間」と呼ばれる政府による洗脳教育。一度読んだだけでは難しいかもしれません。外国翻訳モノではよくあることです。現在にも通じる部分があるので、いまだに多くの読者を魅了するのでしょう。

クジラの子らは砂上に歌う

SFというかファンタジーというか。壮大なスケールで描かれる群像劇。『このマンガがすごい!2015』オンナ編において10位にランクインされており、以前から気になっていたので一気読み。なにが面白いって、勢力争いや理不尽に巻き込まれる少年少女らの葛藤。平凡な少年が外界よりの使者である少女と出会い運命を切り開く、ボーイミーツガール物としても魅力的です。まだ未完なのでエンディングがきになるところ。

ペルディード・ストリート・ステーション

最初はかなり読みにくいと感じた「ペルディード・ストリート・ステーション」。最初、細かすぎる都市描写にうんざりしてしまうかも。かなり独特な世界観でよくわからない専門用語?もてんこ盛り。登場人物?も少ないのになんでこんなに読みづらいのか!って思うでしょう。SFというよりスチームパンク+ダークファンタジーな世界観です。しかし、この世界観に慣れると中毒になってしまう不思議な作品です。最後は意外な結末に!

聖なる怠け者の冒険

こちらも「森見ワールド」全開!独特の言い回しや摩訶不思議な世界観は、この作品でも健在です。森見ファンを裏切らない作品でした。作品のテーマがうんぬんなど野暮なことは考えずに(というか何も考えずに)、ただただエンターテインメント性を楽しむ物語。

最後に

年末に向けて、もう5~8冊程度小説を読む予定。もちろん読んで「イマイチ」と感じた本もあるでしょう。でも気分転換になります。読書は自分だけの時間。自分だけに使う贅沢な時間です。その時間は日常ではなかなか取りづらいものです。しかし、少しでも確保しておきたい大切なもの。またいつか読書メモを公開します。

 

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