今注目を集めるバンライフ。必要最低限の荷物を、おしゃれに改造した愛車に積み込んで旅をする。そんなアウトドアが注目されています。2019年にはつくば市で「つくばVAN泊」というイベントも開催され、「VAN泊」という言葉の注目度もあがっています。
- VAN LIFE(バンライフ)とは
- バンライフのメリット
- バンライフのデメリット
- 道の駅は車中泊不可?
- 週末バンライフはオートキャンプ場がおすすめ!
- バンライフには愛車の改造が必要なの?
- バンライフ専用車の購入・予算は?
- 週末VANLIFE(バンライフ)の注意点
- バンライフにおすすめアイテム:1
- バンライフにおすすめアイテム:2
- バンライフにおすすめアイテム:3
- バンライフにおすすめアイテム:4
- バンライフにおすすめアイテム:5
- 最後に
VAN LIFE(バンライフ)とは
バンライフとは、バンなどのクルマで車中泊をしながら生活することです。アメリカ出身で、元ラルフローレンのデザイナーであるフォスター・ハンティントン(Foster Huntington)が生み出した造語です。本ではマイナーなイメージだったバンライフですが、「移動する部屋」のような存在であるキャンピングカーや、軽キャンピングカーによる人気もあり、今では市民権を獲得しつつあります。
憧れるのは、本格的なトレーラーハウスのような生活。アメ車の大きなバンを改造して、気の向くまま風のむくまま!というライフスタイルにも憧れます。バンライフを日本で満喫するには少しハードルが高いのが現実。仕事や戸籍上の住所、税金などの問題が頭を悩ませます。大きなキャンピングカーでは街中の移動は向いていません。
しかし、軽の箱バンでもバンライフが可能です。週末だけバンライフ。身の丈にあったバンライフを楽しみましょう。
バンライフのメリット
移動手段がそのまま、宿泊施設を兼ねているので、チェックインアウト時間を気にせず旅行が楽しめる点です。当然ホテル宿泊代も必要ありません。国内旅行が好きな方の多くが旅費を節約するため、バンライフにのめり込むようです。
動く書斎として利用されている方も。テレワークが普及した現代では、オフィスに通わず車内でお仕事。今日はどこで仕事しようかな~など素敵な生活です。
バンライフのデメリット
車の大きさです。軽自動車をバンライフに改造している方も多いですが、基本バンライフの方は大きな車に乗っています。改造しているので、立体駐車場は利用不可、高さ制限のあるトンネルなどは通れません。特に日常生活での移動にデメリットがあります。
水不足に悩まされます。基本車中泊なので、駐車場があれば宿泊可能ですが、トイレやお風呂を考えて駐車場を選びます。また場所によっては「車中泊不可」の場所もあります。
道の駅は車中泊不可?
結論を言えば、OKでもNGでもないというグレーな判断です。休憩のための仮眠としては利用いただけます。という返事が返ってきました。つまりまだ大きなトラブルが発生していないので、黙認している状態。今後マナーが悪いバンライフや、大きな事件が発生すると車中泊不可どころか、ペナルティが発生してしまうでしょう。騒音やゴミを持ち帰るなどマナーに注意して車中泊しましょう。
週末バンライフはオートキャンプ場がおすすめ!
オートキャンプ場は有料ですが、設備が整っているので週末バンライフにおすすめ!特に炊事場やトイレ、入浴施設まで整っているオートキャンプ場もあるので便利。特に水の確保はありがたいですよ。車中泊でも、テント泊でもどちらでも楽しめます。ただし、人気オートキャンプ場は早めの予約が肝心です。
たけべの森公園 オートキャンプ場
たけべの森公園 オートキャンプ場は、各サイトに1台車が駐車出来ます。2台目以降は、第2駐車場をご利用いただけます。全サイトAC電源有り。使用料はサイト利用料金に含まれてます。共同炊事場では竈もあるで、薪で飯盒炊爨に、鍋を使った料理も可能です。また、コインシャワー5分200円。もしくは、車で15分ほどの場所にはたけべ八幡温泉もあります。
国頭村森林公園
バンガロー・樹上ハウス・オートキャンプ場・キャンプ台など宿泊施設が充実!樹上ハウス裏の「コインシャワールーム」があり、料金は5分100円です。キャンピングカーは利用できないものの、オートキャンプ場のみ専用駐車スペースがあります。
焼走り温泉 岩手山焼走り国際交流村 焼走りキャビン村
岩手山焼走り国際交流村・焼走りキャビン村は温泉施設も楽しめる人気のキャンプ場。森の中の「キャビン」or「オートキャンプ場」で岩手山の大自然を気軽に満喫できます。
ハートランドヒルズin能登
ハートランドヒルズin能登は、あこがれのトレーラーハウスやキャンピングカーに宿泊できるため、VANLIFEに憧れるあなたにぴったり!海に面した高台にある全面天然芝の5千坪のからなるオートキャンプ場で、眼下には青い海と後方には雪化粧した立山連峰の大パノラマが広がります。
オートキャンプ場in高千穂
キャンプサイトはフリーサイトとRVパークがあります。電源やシャワー室などの設備も充実♪調理室やバリアフリータイプのトイレもあり、どんなお客様でも安心してアウトドアが楽しめるオートキャンプ場です。
清里丘の公園オートキャンプ場
清里有数のオートキャンプ場。八ヶ岳清里の大自然の中にありサイトが選べる数少ないキャンプ場です。
バンライフには愛車の改造が必要なの?
バンライフにあった改造をしてしまうと、日常生活に使えない車になってしまいます。休日のみのバンライフ。ほとんどの方が仕事や日常生活の移動手段としてのマイカーです。キャンプ用品を積みやすい改造にすると良いでしょう。キャンプ用品を上手に収納しつつ、居住性を確保していくことがポイント。カーサイドタープや、収納できるラックなどアウトドアギア選びのセンスが必要ですね。
もしくはバンライフと日常生活、どちらにも対応可能なコンセプトカーの購入もおすすめです。改造を受け付けている工房も多くありますよ。
バンライフ専用車の購入・予算は?
今では数多くのバンライフ車両を製造するキャンピングカービルダーが存在します。価格も軽自動車と変わらない価格から、500万円以上するものなど。中古キャンピングカー市場も今では活気があり、最低でも100万円は準備しておかなければなりません。
腕に自信があればDIY!
アメリカ発祥のバンライフカルチャーは、基本的に自分で愛車をカスタマイズします。もちろん日本でも自分でDIYを行い、かっこいいバンライフ使用に改造される方もいらっしゃいます。腕に自信がある方は挑戦してみるのもいいでしょう。愛車をそれぞれの目的やライフスタイルや懐事情に合わせてカスタムするのはワクワクします。
バンライフ |5日間で作る|カフェキャンパー|タイムラプス|japanese kei van
また腕に自信がない、予算的に厳しい方は大胆な改造せずとも、車内にウッドラックや、カーサイドタープを取り付けたら車中泊キャンパーになれますよ。
週末VANLIFE(バンライフ)の注意点
バンライフは、車内で過ごす時間が多いためインドアと思われがちですが、アウトドアと思い準備する必要があります。ここでは週末バンライフを楽しむための注意点を解説します。
季節の気温差に注意!
車中泊は夏は暑く、冬は寒いものだと覚悟しておきましょう。夏場はエアコンかけたままだと、ガス欠に、冬場はエンジンかけたままだと、最悪一酸化炭素中毒で死んでしまいます。就寝時はエンジンを止めることが基本です。よって季節によって暑さ・寒さ対策しておきましょう。
車内の臭い対策
バンライフは車内で過ごす時間が長いため、臭いが気になる方も。消臭剤を用意しておきましょう。またゴミはすべて持ち帰るので、ゴミ箱の臭い対策も必要です。
プライバシー確保
忘れがちなのが、日差しや視線をふせぐシェードの存在。車内で就寝する際、窓からの明かりや視線が気になります。レジャーシートをマグネットで車体に張り付けたり、カーテンを取り付けたりしておきましょう。冬場は窓を銀マットで覆うと防寒にもなります。
心地よく車中泊するために
車中泊で車内で就寝する場合は、エアマットがあると床がフラットになり、寝心地がよくなります。 一人だけなら、キャンプ用のエアマットがベスト!2人以上なら、車用のエアマットがおすすめです。
もちろん車のとなりにテントを設置して、リビングは車内、ベッドルームはテントといった使い分けもOK!バンライフは自由です。自分にあったスタイルでバンライフを楽しみましょう!
荷物は最低限に!
あれもこれも積み込んでしまうと居住性が落ちてしまいます。バンライフは、荷物の収納がキモ。荷物も最低限に抑え、収納スペースをいかに工夫するかが大切です。
ここからは、バンライフにおすすめのアイテムをご紹介します。
バンライフにおすすめアイテム:1
折りたためるウッドラック・テーブル・コンテナです。工夫次第で何役もこなせます。軽自動車の箱バンの荷台にちょうど良いサイズです。(外寸800mm×400mm×365mm:内寸700mm×400mm×285mm)
安定したスタッキング機構で、車での移動時にも使用できるのが特徴です。また、オプションの天板を利用してテーブルとしても使用できます。憧れのバンライフ。収納ギアにもこだわりたいですね。
バンライフにおすすめアイテム:2
アウトドアブランドロゴスから販売されているミニバン専用タープです。リビングスペースを確保できるため、便利なアイテム。吸盤を取り付けて裾をペグで固定するだけなので、とても簡単です。軽自動車にも取り付け可能。お値段も15000円程度とコスパも良好です。これから週末バンライフを始めたい方におすすめです。
バンライフにおすすめアイテム:3
同じくロゴスのタープですがこちらはクルマのサイドに取り付けるタイプ。狭いクルマでも簡単に広いリビングスペースを確保できます。収納時には63×20×20cmととってもコンパクト。取り付けも吸盤とペグだけなので、だれでも簡単に設置可能です。
バンライフにおすすめアイテム:4
人気テントメーカーOgawaテントのカーサイドシェルターです。Ogawaテントは「カーサイドタープ」と「カーサイドリビング」も人気ですが、この商品はその中間程度のサイズ。付属の吸盤フックで装着も簡単です。車高170cm~200cmのクルマに対応しています。ロゴスよりもワンランク上のカーサイドタープです。
バンライフにおすすめアイテム:5
DODのグッドラックシリーズは、アウトドアギアを車内で、整理整頓可能な便利アイテム。バンライフは必要最低限の荷物を、上手に収納できなければなりません。車の荷室に入れれば便利な3段収納の棚として使用できます。もちろんテーブルとして大活躍!高さも調整可能なおしゃれキャンプ用品です。愛車をなるべく改造せずにバンライフを楽しみたい方にぴったり!
最後に
まずは週末バンライフ。車中泊だけなんですが、とても楽しい大人の遊びです。できればカーナビに頼らず、地図帳とニラメッコしながら道中を楽しみたいものです。バンライフとは、生き方のひとつにすぎません。なのでこれが正解、それは間違いなんてことはありません。車と旅を愛している方は、きっと週末バンライフにハマることでしょう!
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